私は交通事故で持ち込まれるネコちゃんの変わり果てた姿を見る度に
同じ命あるものとして、苦しさと悲しさで胸がいっぱいになります。
考えてみて下さい!!
・ネコちゃんは自分が車に引かれて死ぬということは分かりません。
・又、その姿を見た同じネコ愛好家の気持ち。
・自分より何百倍・何千倍もの大きいかたまりに1〜複数回踏み潰される無念さを
・元々夜行性の動物のため、車などの光を見るとそれを吸収し動けなくなるそうです。
交通事故の他にも、室外飼育にはこのような危険性が・・・
・有害な物を食べてしまうことも
・その他の生き物から攻撃される、又は攻撃することも
・ノミ・寄生虫、伝染病をもらうことも
・行方不明になってしまうことも
・尿・糞の排泄や器物破損により、近所にネコ嫌いの人
 を増やすことも
 (東京都の場合だけでも年間1万件以上の苦情)
・避妊・去勢していないネコちゃんの場合、望まない
 出産を増やすことにも
最後にネコちゃんと飼い主さんの愛情に満ちた楽しい
生活の日々が一日でも長く続くことを心から強く願います。
『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準』
   (平成14年5月28日環境省告示)
の中の「ねこの飼養及び保管に関する基準」によりますと
『室内飼養に努めるもの』と書かれています。
 ネコちゃんはテリトリーを非常に大切にする動物です。ですからすでに家の外にテリトリーを持ってしまったネコちゃんにとって、突然家の中に閉じ込めるのはかわいそうかもしれません。「あなたがかわいいからよ」と話しかけても納得はしてくれないと思います。

 しかしネコちゃんは元々森林で生活していた動物です。木に登ったり降りたりして生活していたネコちゃんに必要なものは高低差のあるジャンプできる環境です。(反対にワンちゃんは草原で生活していた為、広い面積が必要になります。)ここ最近、ネコちゃん用の高低差の付いたキャットタワー等(例、上記写真)が販売されています。そういった物を試すのも一つの方法でしょう。ネコじゃらしを使って遊びながら、ジャンプさせて遊んであげるのも一つの方法でしょう。このように家の中が自分のテリトリーだと思い込ませてしまう努力をしてみて下さい。(ワンちゃんは人になつき、ネコちゃんは場所、または家になつくと言われています。)ネコちゃんも飼い主さんも相当な忍耐が必要になるとは思いますが、それでもそれと引き換えに保障される健康と守られる尊い命に勝るものはないと思います。
『動物の愛護及び管理に関する法律』や『道路法』等の関係から、
動物の交通事故死の通報先は、発見場所が
『国  道』の場合は建設省国道工事事務所、
『市町村道』の場合はそれぞれの役所、
『それ以外』は都道府県知事等に通報するようです。
通信販売やホームセンターで
販売されているキャットタワー
事故死ゼロへの願い
社団法人 日本愛玩動物協会 認定 一級愛玩動物飼養管理士  坂川