今朝の福井新聞に掲載されていました『害獣(イノシシ・ハクビシン等)焼却の民間委託』がありましたが、動物さんの遺体の行政委託ついて、おおぞらの考えをお伝えします。なぜかと言いますと、行政が民間委託しています交通事故死の動物さんに関係するからです。
今朝の福井新聞の内容は要約するとこうなります。
あわら市がイノシシやハクビシンなどの年々拡大する鳥獣害対策を強化し、その中で捕獲、殺処分されたイノシシやハクビシンなどの運搬と焼却を福井市のペット葬儀社が行う。
まず最初にお伝えしたいということは、ペット葬儀社は2つに分かれます。
… 家族の一員と言われるペットちゃんだけを対応しているペット葬儀社
…
の他に、行政の民間委託で交通事故死の動物さんや、今朝の害獣焼却までされるペット葬儀社
おおぞらはに当たります。
なぜおおぞらがかと言いますと、
共同火葬(合同火葬)は、ペット葬儀社であることから、ペットちゃんだけで行う必要があるからです。
他には、日本でペットちゃんが家族の一員と呼ばれるようになり、10年以上経ちます。そうなりますと、亡くなった際に飼い主さんは、人間同様、又はそれ以上の悲しみを経験することも珍しくありません。人間の葬儀社同様、グリーフサポート(悲しみのケア)の必要性が求めれています。
今朝の新聞のように飼い主さんがいない動物さんと違い、我々ペット葬儀社には必ず飼い主さんの存在がいらっしゃいます。ですから、専門家として亡くなってから後の悲嘆作業のサポートを行っていくことが必然的に求めれてきます。
又、時代とともにペット飼育やペットちゃんの種類も多様化していて、ペットロスの対応も多様化しています。100人いましたら100通りのペットロスがあると言っていいくらいです。
このような状況下の中、より飼い主さん(ご家族様)に近い立場を追求していく、又はグリーフサポートを追求していくことが我々の使命と考えています。ですからおおぞらでは、ペットちゃんと言われます家族動物のみの対応がすべてです。過去にも現在にも行政関係の民間委託の焼却は一切行っていません。
又、行政委託の交通事故死の動物さんの遺体の引取でトラブルや問題が発生しているということです。道路上の事故死動物は、動物愛護管理法第36条で行政が引き取ることになっています。実際は行政が行わず、民間の一般廃棄物業者やペット葬儀社が行っていることが多いです。
中には悪質な業者があり、行政サービスにも関わらず、葬儀を勧めお金を取ろうとしたり、自社の葬儀内容で「交通事故の犬猫と一緒に火葬されてもいいですか?」と営業をかけたり等、おおぞらにだけでも相当数の相談が入ってきています。役場も把握しています。
このような実態があるせいか「おおぞらは行政の交通事故死の動物の引取りや焼却をしているのか?」と過去に何度か確認されたことがありますが、おおぞらは一切行っていません(ただ飼い主さんからの依頼で、ペットちゃんの交通事故死の場合は対応しています。)
おおぞらでは、ペットちゃんと言われます家族動物のみの対応がすべてであり、今後もグリーフサポートの飽くなき追求を行っていきます。
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